NISAとDC年金(企業DC・iDeCo)の使い分けについて考える際の基準は主に3つあります。
- 資産形成の目的による使い分け
老後資金はDC年金で積み立てをし、教育や住宅購入などいつか使う資金についてはNISAで運用するのがおすすめです。 - 職業・収入の有無による使い分け
DC年金の掛金は全額所得控除の対象となり、高所得の人はには税制上のメリットが大きくなります。一方、専業主婦(夫)など所得のない方はこのメリットを得られないため、老後資産を増やす場合はNISAのつみたて投資枠を活用すると良いでしょう。 - 年齢による使い分け
今後比較的短期間で老後資金をためる必要がある50歳以上の方は、新NISAでの運用によって資産の積み上げを急いだ方が良い場合もあります。